付録

【プロフィール】着物を始めたら自己肯定感が上がった話

 

こんにちは。

当ブログ「かざはな手帖」で着物まわりの情報を発信している、きこ(@kiko_kazahana)と申します。

こちらは私のプロフィールのページです。

 

名前 きこ
属性 母ブロガー、転勤族、ハンドメイド作家
趣味 マンガ、カラオケ、手芸と工作、時々鉄道
年齢 30代
家族 夫、息子、うさぎ
出身地 関東
現在地 関西
性格 ネガティブ、口下手

 

転勤族 + 出身地から遠い居住地 + コミュ障 = ”孤独なワンオペ育児生活” の完成です。

コロナ禍を迎え、いくらインドア派とはいえ幼い子どもと2人きりの時間は次第に煮詰まっていきました。

そんなある日、よほどひどい顔をしていたのか夫からこんな提案が。

夫
何か新しいこと始めたら?習い事でもして息抜きしたらいいよ

きこ
きこ
せっかくの機会だしお言葉に甘えて着付けでも習おうかな・・・

この夫の一言がきっかけで、私は着物の世界に足を踏み入れることになりました。

 

着付けを選んだ理由

私が着物に興味を持ったきっかけはいくつかあります。

  • 成人式、友人の結婚式、結納で振袖を着たこと
  • 震災の影響で大学の卒業式に袴を着られなかったこと
  • 椎名林檎さんのライブに着物で参加している方を見かけたこと
  • 「恋せよキモノ乙女」というマンガに出会ったこと

 

最初は「晴れ着」としての着物しかふれてこなかったし、着物を着るのは和の仕事や習い事をしている「特別な人」なのだと考えていました。

ところがライブ会場やマンガの中で同世代の女性たちが普段着として着物を楽しんでいる姿を見て、心のどこかで

いつか自分で着付けできるようになって、着物でおでかけしたい!

という気持ちが育っていたのでした。

 

晴れ着から普段着へ

着付け教室では先生の言う通りに手を動かすと、なんとか一人で着物を着ることができました。

 

はじめての着姿はじめての着姿(1時間くらいかかった)

 

いま見返すと帯揚げやおはしょりなど気になるところもあるのですが、当時は「自分で着物を着ることができた」ということに大感激。

この日から私にとって着物は「人に着せてもらう晴れ着」から「自分で着られるワードローブのひとつ」に変化しました。

 

新たな挑戦と自己肯定感の変化

着付けをはじめてからはどんどん新しい挑戦をしました。

  • YouTubeなどで着付けのテクニックを学ぶ
  • 着物の文化に興味を持って本を読んだり資格の勉強をしたりする
  • 着物のときに使用する小物をハンドメイドで作る
  • 念願の振袖×袴姿を自装で実現させる

 

「できることが増えた」という充実感や家族以外の人とのコミュニケーションが増えたからか、家事と育児だけの日々で感じていた閉塞感もなくなりました。

「ダメ人間だ」と思っていた自分にも、まだ伸びしろがたくさんあるんだと前向きな気持ちになることができたのです。

 

最近の着姿約1年後の着姿(20分くらいで着られるようになった)

 

「あと一歩が踏み出せない」をなくすために

近年はSNSなどで着物にまつわるよくない話を聞くことがあります。(いわゆる「着物警察」なんていい例ですね)

それでなくても着物は「高そう」「苦しそう」「難しそう」なんてネガティブなイメージが・・・でもそんなもの気にして着たいものを着ないのはもったいない!

着物はコーディネートを考えるだけで明るい気持ちになり、実際に着てみれば自分を褒めてあげたくなる最高の装いです。

それに情報が溢れるこの世界では、さまざまな心配事に対する時代にあった対処法をステキな先人たちが発信してくれています。

「着ない理由」より「着たい気持ち」を大切にしよう!あとはどうにでもなる!

このブログもそんな「先人の知恵」のひとつとしてお役に立てれば嬉しいです。